20年前の「16.3%」から「49.7%」に増えた「60~70代」のウォーキング人口

[2017/9/15 00:00]

散歩・ウォーキングの20年間の歩み

公益財団法人 笹川スポーツ財団(SSF)が、「過去20年間の散歩・ウォーキングの推移」についてレポートを公開しています。

このレポートの基となった「スポーツライフに関する調査」は、全国3,000人規模で行なわれている定期的な調査です。

年1回以上の参加者は「ほぼ倍」に増加

年1回以上の頻度で「散歩・ウォーキング」を実施している率は、20年前の1996年は「22.3%」でしたが、2016年は「44.2%」と、ほぼ倍になりました。

しかし、年代別に見ると、大きな差があります。

「60~70代」は、20年前には「23.4%」でしたが、それから順調に増えています。2016年には「55.6%」と倍以上になりました。

しかし、「20~30代」や「40~50代」は伸び悩んでおり、2016年は「34.6%」と「41.6%」に留まっています。

出典:笹川スポーツ財団

60~70代の半分は、「週1回」のペースを守っている

実施している頻度が「週1回以上」の人は、20年前の1996年は「13.6%」でしたが、2016年は「32.5%」になりました。

やはり、2倍以上に増えています。

年代別にみると、こちらも「60~70代」が突出しています。

20年前には「16.3%」でしたが、2016年には「49.7%」と3倍になっています。

「60~70代」は、「月1回」と「週1回」の差が少なく、日常生活の中に散歩・ウォーキングが定着し、習慣化していることが分かります。

「20~30代」と「40~50代」は伸び悩んでおり、2016年に「19.6%」と「27.2%」に留まっています。

出典:笹川スポーツ財団

気軽に取り組めるスポーツとして定着

笹川スポーツ財団スポーツ政策研究所では、今回の結果に対して、次のようにコメントしています。


 今回の結果では、高齢者層が全体の実施率を大きく引き上げる形で散歩・ウォーキングブームを牽引してきた様子が伺えます。

 この背景には、高齢化社会に伴う健康志向の高まりや国民のヘルス・リテラシーの向上が要因として挙げられます。

 散歩・ウォーキングは、一人でも仲間とでも年代を問わず各自のペースで気軽に取り組める運動として広く普及し、日常生活の中に定着してきました。

 地域では、生活習慣病対策や介護予防事業の一環として、ウォーキングイベントや教室が多数開催され、参加者同士の新たなコミュニティが生まれるなど、さまざまな副次的効果も報告されています。

コメントにもあるように、地域による働きかけによって、新たに参加する人が絶えないことが、ウォーキングに参加する人の増加につながっているのでしょう。

[シニアガイド編集部]
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