老後資金が不安な人が約9割。必要な資金は「3千万~5千万円」
[2017/9/21 00:00]
老後資金に関するインターネットアンケート
ソーシャルレンディング比較サービス「クラウドポート」が、「老後資金に関するアンケート」の結果を公開しています。
このアンケートは、2017年9月にインターネットで行なわれ、20代から60歳以上の男女583人が回答しています。
なお、クラウドポートは「ソーシャルレンディング」と呼ばれる、インターネット上の投資について、投資案件を比較するためのサイトです。
86%の人が「老後資金に不安がある」
「老後資金に不安がある」人は86.8%でした。
回答者の9割近くが、自分の老後資金に対して不安を抱いています。
必要な資金は「3千万~5千万円」
「老後資金に必要な金額のイメージ」という質問で、一番多い回答は「3,001万円~5,000万円」でした。
しかし、ほぼ同じ割合で「わからない・イメージできない」が続いています。
4人に1人は、老後に必要な資金についてイメージできていないことが分かります。
老後資金の準備ができている人は34%
「老後資金のために今準備していることがある」という人は、34%に留まりました。
66%の人は、「準備できてない」と答えています。
老後資金の準備は「貯蓄」が中心
「老後資金の準備ができている」で「ある」と答えた人に、「具体的に行なっている準備」を聞いています。
一番多いのは「貯蓄」で80%を超えます。
二番目は「年金」ですが、40%台に留まっています。
投資関係では「投資信託」や「株」などが20%ほどの支持を得ています。
老後の準備は「30代」か「40代」から
では、老後資金はいつから準備を始めて、いつまでに準備できれば良いのでしょうか。
「準備を始める年代」では、「30代」と「40代」が多く、この2つで50%を超えます。
「準備ができている年代」については、「60代」が約50%でした。
つまり、「30代」か「40代」から準備を始めて、「60代」には準備ができているようにしたいという意見が主流のようです。