40歳になったら、「自分の健康」が最大の不安要素となる

[2017/10/2 00:00]

年代別に見た男性の変化

ヘルスケア分野の調査会社であるアンテリオが、「男性の生活と健康に関するレポート」を公開しています。

このレポートは、16歳~69歳に男性1,118人に、郵送で調査を行なった結果を、年代別にまとめたものです。

「お金」よりも「健康」が重要に

「将来に対して不安に感じていること」は、20代と30代では「収入や資産」が1位になっています。

つまり、一番の問題はお金です。

しかし、40代になると、1位は「自分の健康」になり、50代と60代でも変わりません。

それぞれの投票率を見ると、「収入や資産」が関心から外れたわけではなく、それ以上に「自分の健康」を挙げる人が増えたことが分かります。

40代をターニングポイントとして、自分の健康に関心を持たざるをえない様子がうかがえます。

出典:アンテリオ

50代で「老眼」が襲来

「健康に関して、関心があったり気になったりしていること」への回答も似た傾向があります。

10代から40代までは「肥満・太り気味」がずっと1位です。

しかし、50代になると「老眼」が1位となり、60代でもそのままです。

さらに、50代になると「高血圧・血圧が高め」が3位に入り、60代では2位に上がってきます。

60代では「物忘れ」が3位に入っています。

50代の「老眼」がきっかけとなって、「高血圧」や「物忘れ」など、健康に対する不安要素が増えていく様子が分かります。

出典:アンテリオ
[シニアガイド編集部]