大掃除の際に高齢者が不安を感じるのは「レンジフード」などの高い場所
[2017/10/13 00:00]
大掃除をする人が50%を切る
サービス業のダスキンが、「高齢者の大掃除の実態」についてのアンケート結果を公開しています。
2017年1月に行なわれたインターネットアンケートには、60歳以上の男女832人が回答しています。
2016年の年末に大掃除をした人は「49%」で、50%を切りました。
年末に大掃除をする人は減っており、昨年はしない人の方が多くなっています。
負担が大きいのは「レンジフード」
「60歳を過ぎてから掃除に負担を感じるようになった場所」を聞いています。
1位は「レンジフード・換気扇」で、半分以上の人が挙げています。
2位以降は、「窓・網戸」「エアコン」「照明器具」と、高い場所が多くなっています。
高い場所の掃除に不安を感じる
「掃除に負担を感じるようになった理由」で、一番多いのは「イスや脚立を使った高所の掃除に不安を感じる」でした。
高齢者は平衡感覚が衰えており、高い場所を掃除するために脚立などに立つことが怖くなっているようです。
二番目以降は、「面倒になった」「疲れやすくなった」「長時間作業ができない」と、精神的な理由が続きます。
60歳以上になると、体力の衰えだけではなく、大掃除のような大掛かりな作業をする気力が衰えてくることが分かります。