僧侶手配サービス「お坊さん便」の提携僧侶数が千人を突破
[2017/10/27 00:00]
あの「お坊さん便」の現状
「みんれび」が、僧侶手配サービス「お坊さん便」の現状について情報を公開しました。
「お坊さん便」は、法事法要にお坊さんを手配するサービスです。
インターネット経由で注文できて、「3万5千円」という全国一律料金を特徴としています。
提携僧侶数は千人以上
「お坊さん便」は2013年8月に開始され、2015年12月に「Amazon マーケットプレイス」に出品されました。
提携している僧侶の数は、2017年8月の時点で、1,000人を超えたとしています。
みんれびと提携している僧侶の数は、Amazonへの出品開始の時点では、現在の3分の1の300人でした。
Amazonへの出品に対する、全日本仏教会からの抗議活動が、僧侶への「お坊さん便」の認知度を高めてしまったのは間違いありません。
提携している僧侶の年齢は、20代から80代に及んでいます。
中心となっている40代と50代で48%を占めています。
提携は書類審査が中心
興味深いのは、提携を申し込んだ僧侶の審査方法です。
「提携申込書に加え、お坊さんとしての僧籍やおつとめに関する書類の提出を求めています」としており、書類審査が中心であることが分かります。
また、「必要に応じて面談や電話でのやり取りも行い」としており、面接は必須ではないようです。
しかし、「お坊さん便」を依頼する立場からすると、必ず面談を行なって僧侶の方の人格に触れていただければ、より安心感が増すのではないでしょうか。