35歳以上のサラリーマンの半分は、「70代」まで働きたいと思っている
[2017/11/1 00:00]
雇用延長制度に関するアンケート
転職求人サイト「ミドルの転職」が、「雇用延長制度」のアンケート結果を公開しています。
2017年9月に行なわれたインターネットアンケートでは、35歳以上のサラリーマン440人の回答を集めています。
「70代」まで働きたい人が多い
「何歳まで働くことを想定しているか」という質問では、「70代」が48%でした。
回答者の、ほぼ半分は70歳を過ぎても働き続けたいと思っています。
あまり差がなく、「60代」が43%で続いています。
この2つで90%以上を占めていますが、「働けるまで」という人も4%います。
勤務先では「再雇用」が多い
勤務先の雇用延長制度は「再雇用」が一番多く、半分以上を占めています。
以下、「定年延長」と「勤務延長」が続きます。
しかし、自社の制度を把握していない「知らない/わからない」という人も22%もいます。
9割近くの人は制度に賛成
「雇用延長にあたり想定される企業側のメリット」としては、「定年でやめさせたくない優秀な人材が確保できる」が一番多くなっています。
二番目に多いのが「シニア世代の経験/知識が活かせる」でした。
逆にデメリットとして「雇用したくない人材が居座ってしまう」と「いつまでたってもポストが空かない」を挙げる人が多く、人事の停滞を心配している人が多いことが分かります。
「雇用延長制度に賛成か、反対か」という質問では、89%の人が「賛成」としており、多少のデメリットはあっても、自分自身も長く働ける制度として受け入れている様子が伺えます。