自宅をリースバックした高齢単身者への無料定期訪問サービス
リースバック事業、4年間の実績
リースバック事業を手がけている「ハウスドゥ」が、リースバック事業の現況と、新しいサービスを公開しています。
リースバックは、自宅を売却した後でも、その家をリースし、住み慣れている家に、そのまま住み続けられるシステムです。
居住者は、自宅を売却して現金化して資金が得られる上に、リース代はかかりますが、住み慣れた家にそのまま住み続けられるというメリットがあります。
ハウスドゥは、2013年10月から「ハウス・リースバック」というサービス名で、リースバック事業を行なっています。
2017年9月の時点で、リースバック事業で購入した保有件数は564件、保有総額は約79億円に上っています。
無料の見守りサービスを追加
ハウスドゥは、2017年11月7日から、「見守りDo!」という定期訪問サービスを開始します。
「見守りDo!」は、リースバックを利用している65歳以上の単身者を対象とした無料の付加サービスです。対象地域は全国です。
このサービスは、一時間程度の作業内容で、3つのサービスを基本としています。
- 30分以上の対話/コミュニケーション
- 身の回りのお手伝いサービス
- 必要品などのお届けサービス
具体的には、家具や家電製品の移動/組み立て、電球・照明交換、お風呂掃除、洗濯物干し、軽作業の手伝い、郵便物の投函、ゴミ出し、病院同行、各種申請などの同行などが、想定されています。
訪問頻度は、「65歳以上70歳」が2カ月に1度、「75歳以上」が毎月としています。
ハウスドゥでは、「見守りDo!」の目的を、『ご自宅を定期訪問することでコミュニケーションを図り、日常生活におけるちょっとしたお困りごとを解消するなど、高齢単身のお客様の生活面での安心・便利を支援します』としています。
このサービスは、ハウスドゥ側にも、自宅内部の生活状況が定期的に確認できるというメリットがあります。ハウスドゥが所有している「家」という財産を守るためには、重要な情報でしょう。
「見守りDo!」は、リースバックを利用している高齢者と、サービス業者の両方にメリットがある、よく考えられたサービスです。