不動産投資家の一番の悩みは「空室」、最大の対策は「リフォーム」
[2017/11/29 01:19]
「空室」は不動産投資家の悩み
不動産投資情報サイト「健美家」(けんびや)が、自社サイトの会員433人に「空室対策」について聞いています。
会員に対する「不動産投資で購入後に困ったことはありましたか」という質問でも、1位は「空室」で、2位の「修繕費」を大きく引き離しています。
現在、不動産投資を行なう際に「空室」は最大の悩みであり、真っ先に対策が必要な項目と言えるでしょう。
空室対策の一番手は「リフォーム」
「実際に行なわれた空室対策」では、「リフォーム」が1位でした。
リフォームによって、投資物件の魅力を増すという作戦です。
2位は「初期費用ゼロまたは、フリーレントを実施した」です。
フリーレントは、入居後の一定期間賃料を課さないという条件です。例えば、1カ月の家賃が無料であれば、「フリーレント1カ月」のように表記します。
3位は「賃料の値下げをした」でした。
2位と3位は、物件はそのままで、賃貸条件を下げて対応しています。
結局、空室対策としては、「物件の魅力を増す」、「賃貸条件を下げる」、「営業活動を行なう」の3つが柱となっています。
首都圏は空室が出やすい状況
現在、首都圏周辺では、相続税対策などで新たな賃貸物件が増えており、空室になりやすい状況です。
不動産投資を行なう場合は、机上の計算だけではなく、その地域や周辺物件の入居状況もチェックしましょう。