20代女性の73%は、「老後への備え」が足りないと感じている
[2017/12/7 00:00]
老後の生活に対する備えの満足度
プルデンシャル ジブラルタ ファイナンシャル生命保険(PGF生命)が、「人生の満足度に関する調査2017」の結果を公開しています。
2017年10月に行なわれたインターネット調査では、20歳から79歳の男女2,000人の有効回答を集めています。
ここでは、老後の生活に対する備えについて、紹介しましょう。
老後の備えに満足している人は11.5%しかいない
「老後の備えについて現時点でどの程度満足しているか」と質問しました。
「満足していない」が61.4%と多く、「満足している」は11.5%に留まっています。
年代別にみると、60代/70代でも「満足していない」が51.8%あり、半分以上が経済的な備えの状況に満足していません。
20代女性の70%以上が「老後への備えに不満」
性年代別にみると、男性よりも女性の方が、同じ女性でも年齢が若いほうが、老後への備えに対する不満が強い傾向があります。
特に、20代女性は「満足していない」人の割合が73.5%と高く、各世代で一番になっています。
貯蓄額2千万円以上でも、満足していない人の方が多い
「老後の備えについての満足度」を貯蓄額別にみると、金額が上がるにつれて「満足している」の割合も上がります。
しかし、貯蓄額が「2千万円以上」の人でも、「満足している」31.7%は留まっており、「満足している」の33.2%を下回っています。
つまり、貯金が2千万円あっても、老後の備えに満足していない人が多く、みんなが感じている老後に対する不安が、いかに強いかが分かります。