「100歳まで長生きしたい」と思っている女性は「12.6%」しかいない
[2018/1/20 00:00]
成人女性に聞いた「人生100年時代」
オレンジページのリサーチ会員組織「オレンジページくらし予報」が、「人生100年時代」に関するアンケート結果を公開しています。
2017年11月に行なわれたインターネットアンケートには、20歳以上の女性788人が回答しています。
100歳まで生きたいと思っている人は少ない
「自分は100歳まで長生きしたいと思いますか」という質問には、40.6%の人が「そう思わない」と答えています。
「あまりそう思わない」も合わせると65%に達します。
つまり、回答者の3人に2人は、100歳まで生きたいと思っていません。
一方、100歳まで生きたいと思っている「そう思う」と「ややそう思う」の回答者は、合わせて12.6%しかいません。
自立した生活ができなくなることへの不安
次に、「100歳まで生きることに対する不安」を聞いています。
「老化で判断力や記憶力がなくなる」「歩いたり、動いたりしにくくなる」「生活が自分ではできなくなる」が、60%以上で、ほぼ並んでいます。
いずれも、自立した生活ができなくなることへの不安が共通しています。
自分でできることは「お金」の準備と「健康管理」
では、「人生100年時代」に対して個人はどのように備えるべきなのでしょうか。
一番多いのは、「収入や貯蓄」です。やはり、お金の問題が真っ先に挙がります。
そして、あまり差がなく、「全身の健康管理」が続きます。
なお、「全身の健康管理」というと硬い感じですが、ここでは「動ける、見聞きできる、食べられる」という日常の動作ができることを指しています。
長生きには、「健康」と「お金」が必要
では、「長生きするために、必要なこと」は何でしょう。
ほぼ、すべての回答者が「健康」を挙げています。
また、「貯金や収入」という経済的な支えを挙げる人も、7割近くいます。
質問の形によって、多少の差はありますが、「長生きには“健康”と“お金”が必要」というのが共通の認識なのは変わりませんでした。