クレジットカードの利用者は、生活費の36%をカード払いにしている
クレジットカードに関するアンケート
クレジットカード会社のジェーシービー(JCB)が、「クレジットカードに関する総合調査」の結果を公開しています。
2017年9月に行なわれたインターネット調査では、全国の20代から60代の男女3,500人が回答してます。
カードの保有率は85%
回答者のうち、クレジットカードを保有している人の割合は85%でした。
年代別で見ると、20代は70%前後と低く、年齢が高くなるにつれて高くなります。
60代では90%以上がクレジットカードを保有しています。
20代のクレジットカード保有率が低いのは、回答者を社会人に制限していないので、学生が含まれていることも理由の1つでしょう。
持っている枚数は平均3.2枚
カードの平均保有枚数は「3.2枚」でした。
そのうち、いつも持ち歩いている枚数は「2.1枚」です。
保有している枚数は、1枚から3枚の人が多く、70%近くを占めています。
一方、保有枚数が「7枚以上」という人も6.9%いまうs.
使うカードを選ぶ理由は「お得感」
いつも使うクレジットカードを選ぶ理由は、「ポイントやマイルが貯めやすいから」と「入会金・年会費が他社と比較して安いから(無料含む)」が多く、他の理由を圧倒しています。
お得感があるカードが、いつも使うカードとして選ばれるための条件のようです。
生活費の36%はカードで支払っている
クレジットカードを保有している人の、1カ月の平均生活費は「18万6千円」でした。
そのうち、「6万5千円」にクレジットカードを利用しています。
つまり、生活費のうち36%はクレジットカードで支払っています。
カードで払うのは「携帯電話」と「オンラインショッピング」
では、いったいどのような場面でクレジットカードを利用しているのでしょう。
過去3カ月以内にクレジットカードを利用した業種を聞いています。
一番多いのは「携帯電話料金」で、53.0%の人がクレジットカードで支払いをしています。
二番目は「オンラインショッピング」で利用率は52.4%でした。
10位までを見ると、「スーパーマーケット」や「コンビニ」などの小売店や、「電気料金」「ガス料金」などの公共料金の支払いに、クレジットカードを使う人が多いことが分かります。