男女問わず「英語」が1番人気の「人気おケイコランキング」
1年以内に行なった習い事のランキング
お稽古ごとや講座などの予約サイト「ケイコとマナブ.net」が、「人気おケイコランキング」を公開しています。
このランキングは、2017年12月に行なわれたインターネットアンケートを基に、過去1年間に実施した学び事や習い事をランキング化したものです。
性別と年齢別に、6つに分けて発表されました。
女性の20~34歳から、順番にベスト10を公開します。
20~34歳女性
「英語」が1位ですが、2位に「ヨガ/ピラティス」、3位に「フィットネスクラブ」と身体を動かす習い事が入りました。
「パン」「お菓子」「家庭料理」など、料理系が3つ入っています。
一方で、「看護/医療事務」「簿記」「ワード/エクセル」など、職業系も3つ入りました。
趣味方面では、「ピアノ」が入っています。
35~49歳女性
「20~34歳女性」のランキングに似ていますが、10位に「韓国語」が入っています。
韓国語は、ここ数年順位が上がっており、この世代での特徴となっています。
50~69歳女性
4位に「エアロビクス/ボクササイズ」が入っているのが、この世代の特徴です。
また、「ピアノ」の順位が高く、3年連続でベスト10入りしています。
「書道」「生け花」「着付け」など、日本の伝統的な習い事が多いのも特徴です。
20~34歳男性
「簿記」「ワード/エクセル」「ファイナンシャルプランナー」「宅地建物取引士(宅建)」「SE/プログラマー」など、仕事や資格がらみの習い事が多くなっています。
「英語」が1位なのは、同年代の女性と同じですが、さらに「中国語」と「フランス語」もベスト10に入りました。仕事上で必要となる場合に備えているのでしょう。
女性のランキングとの一番の違いは「ゴルフ」が入っていることです。
35~49歳男性
「20~34歳男性」と良く似たランキングになっています。
「フランス語」が抜けて、代わりに「テニス」が入りました。
全体的には、仕事がらみの習い事が多いランキングです。
50~69歳男性
「ウオーキング」「写真/カメラ」が入って、下の世代とは異なった印象のランキングです。
「家庭料理」が入っているのも、男性では、この世代だけです。
「英語」を学ぶ理由
今年のランキングでは、男女を問わず、すべての世代で「英語」が1位でした。
「英語」を学ぶ理由について、アンケート結果が出ています。
その結果、下の3つが理由として挙がっています。
- 海外旅行を楽しみたいから
- 仕事で必要だから
- 教養を高めるため
性別でみると、女性は「海外旅行」と「教養」、男性は「仕事」を挙げる率が高くなっています。
「英語」は実用的にも、教養としても人気があり、「今後やってみたい学び事・習い事」でも、男女問わず、全年代で1位になっています。
「英語」は学ぶ方法が多い
「英語を学んだ方法」は、「スクール/教室/セミナーへの通学」が1位です。
そして、スマホやパソコンによる「動画視聴」や「オンライン教授」「アプリ」などの利用者も増えており、この3つを合わせると「スクール/教室/セミナーへの通学」に匹敵します。
これ以外にも「書籍/問題集/DVD」や「テレビ」「ラジオ」など、空いている時間に、自分の都合の良い場所で学習する手段があることが、「英語」の人気を支えています。
2020年の東京オリンピック/パラリンピックの開催に向けて、今後も「英語」の人気が続くでしょう。