「みんなが選んだ住みたい街ランキング 2018」関東版
関東圏の住民にアンケート
住宅情報会社のリクルート住まいカンパニーが、「みんなが選んだ住みたい街ランキング2018 関東版」を公開しています。
今回のランキングの基となったアンケートは、関東圏(東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県、茨城県)在住の20歳~49歳の男女を対象としています。
2018年1月にインターネットで行なわれたアンケートでは、7,000人から有効回答を得ています。
ここでは、「住みたい街(駅)」のランキングを30位まで公開します。
住みたい街(駅)は「横浜」が1位
「住みたい街(駅)」の1位は「横浜」でした。
過去2年で連続3位でしたが、東京都内の人気の街を抑えての1位です。
2位は、昨年1位の「恵比寿」、3位は一昨年1位の「吉祥寺」です。
そして、4位「品川」、5位「池袋」、7位「新宿」、8位「目黒」と、山手線の駅がベスト10に入っています。
神奈川県からベスト10入りしたのは、1位の「横浜」と、6位に「武蔵小杉」でした。
また、埼玉県からは、9位に「大宮」、10位に「浦和」が入っています。
千葉県の駅は、18位の「船橋」が一番上で、21位の「柏」が続いています。
茨城県の駅は、「水戸」が41位で最上位でした。「つくば」が51位で続いています。
地元の駅が人気を集める
今回は、ベスト10の結果について、どの県に住んでいる人が投票したかという結果も公開されています。
それによれば、ベスト10の駅については、その駅がある県に住んでいる人が多くなっています。
例えば、1位の「横浜」の場合、投票した人の52.4%は神奈川県民で、東京都民は17.0%です。
同じように、2位の「恵比寿」では60.7%が、3位の「吉祥寺」では68.9%が、東京都民による投票でした。
また、9位の「大宮」は78.3%が、10位の「浦和」では84.3%が、埼玉県民による投票です。
「住みたい街ランキング」は、街(駅)の人気投票的な側面も強いので、どうしても地元に投票したくなるのでしょう。
そして、県外の街よりも、自分の地元を代表する街のほうが、そこで生活している自分をイメージしやすいのかもしれません。
ちなみに、「東京都民」だけによる投票では、1位は「吉祥寺」、2位「恵比寿」、3位「池袋」でした。