「移住希望地域ランキング2017」の1位は「長野」

[2018/3/14 00:00]

地方移住に興味がある人によるランキング

認定NPO法人「ふるさと回帰支援センター」が、「移住希望地域ランキング」を公開しています。

このランキングは、2017年1月5日~12月24日に、ふるさと回帰支援センターの利用者やセミナーの参加者にアンケートしたものです。

2017年は、8,498件の回答が寄せられており、地方移住を考える人の動向を知る上で重要なランキングとなっています。

1位は「長野県」、2位は「山梨県」

「移住希望地域ランキング」の1位は「長野県」でした。

2位は、昨年1位の「山梨県」です。

この2つの県は、ここ5年間、毎年1位2位を争っています。

移住希望者に向けたイベントなども活発で、移住候補として考えやすい県なのでしょう。

3位は「静岡県」、4位は「広島県」、5位は「新潟県」です。

20位までのランキングは次の通りです。

リンク先は、各都道府県の移住支援サイトです。

  1. 長野県
  2. 山梨県
  3. 静岡県
  4. 広島県
  5. 新潟県
  6. 福岡県
  7. 岡山県
  8. 福島県
  9. 宮崎県
  10. 富山県
  11. 愛媛県
  12. 高知県
  13. 和歌山県
  14. 群馬県
  15. 山口県
  16. 北海道
  17. 大分県
  18. 栃木県
  19. 長崎県
  20. 宮城県

Iターン希望者が注目する「和歌山県」

地方移住については、移住先との関係で、いくつかのパターンがあります。

それぞれのパターンによって、移住希望の都道府県も異なります。

ここでは、各パターンの5位までを紹介しましょう。

都会出身者が、係累のない地方へ移住することを「Iターン」と言います。

5位までの順位は、次の通りです。

  1. 長野県
  2. 山梨県
  3. 静岡県
  4. 岡山県
  5. 和歌山県

3位までは、全体のランキングと同じです。

しかし、全体のランキングでは13位に留まっている「和歌山県」が5位に入っています。

和歌山県は、20歳以上40歳未満の移住者に対して、最大250万円の「若年移住者暮らし奨励金」を用意するなど、移住希望者の目を引く制度が多いのが影響しているのでしょう。

Jターンでは「福岡県」が人気

地方出身者が、生まれ故郷に近い都市へ移住することを「Jターン」と言います。

  1. 山梨県
  2. 福岡県
  3. 長野県
  4. 福島県
  5. 静岡県

全体のランキングと比べると、「福岡県」の順位が上がり2位に入っています。

福岡県は、福岡市が都市として成長しており、人口が増え続けています。

北九州市や久留米市など、福岡県内出身者にとって、福岡市に戻るのは考えやすい選択肢なのでしょう。

Uターンに人気の「新潟県」と「広島県」

地方出身者が出身地に戻ることを「Uターン」と言います。

  1. 新潟県
  2. 広島県
  3. 福岡県
  4. 福島県
  5. 栃木県

全体のランキングの3位までが入っておらず、特色のあるランキングです。

新潟県は、表参道に「にいがたUターン情報センター」を設けるなど、熱心に活動しているのが反映しているのでしょう。

広島県も、県外の大学に進学した人を対象に、Uターン支援をする活動を行なっています。

孫ターン希望者が多い「青森県」

「孫ターン」は、比較的新しい言葉で、都会出身者が祖父母の暮らす地方へ移住することを指します。

親の世代で都会に出て来た一家の子供が、祖父母の土地に戻るわけです。

  1. 長野県
  2. 大分県
  3. 青森県
  4. 福島県
  5. 山口県

このランキングは、全体のランキングとは大きく異なっています。

特に、3位の「青森県」は、全体のランキングでは20位までに入っていません。

親の世代で都会に出てきて、都会しか知らない孫世代にとっては、祖父母という血縁があることで、移住を考えやすいのでしょう。

[シニアガイド編集部]