「2018年版 住みたい田舎ベストランキング」
【お知らせ】最新の「2020年版 住みたい田舎ベストランキング」が発表されています。
住みたい田舎のランキング
宝島社が発行する月刊誌「田舎暮らしの本」2018年2月号が、「2018年版 住みたい田舎ベストランキング」を発表しています。
「住みたい田舎ベストランキング」は、定住促進に積極的な市町村を対象にアンケートを行ない、田舎暮らしの魅力を数値化して、ランキング形式で紹介しています。
2018年版では、人口10万人未満の「小さなまちランキング」と、人口10万人以上の「大きなまちランキング」の2つのカテゴリーに分けられました。
それぞれに、【総合部門】【若者世代部門】【子育て世代部門】【シニア世代部門】の4つのランキングが発表されています。
人口10万人未満の「小さなまちランキング」
人口10万人未満の「小さいまちランキング」から紹介します。
【総合部門】では、「山梨県北杜市(ほくとし)」が1位を獲得しました。「山岳景観や名水、30代の移住が最多」というポイントと、若者や子育て世代を重点的にサポートしている点が評価されました。
【若者世代部門】では、「大分県臼杵市(うすきし)」が1位となりました。「海・山・里の豊かさと人の魅力が人をひきつける町」と評価されています。
【子育て世代部門】では、「茨城県常陸太田市(ひたちおおたし)」が1位を獲得しました。『「子育て上手」を掲げる市が、きめ細やかな支援策を実施中』であることがポイントです。
【シニア世代部門】では、「長野県辰野町(たつのまち)」が1位を獲得しています。「自分のペースでアクティブに草の根的な面白さに満ちた町」と評価されています。
また、「小さいまち 総合部門」の2位となった「大分県豊後高田市(ぶんごたかだし)」が、「第1回から6年連続でベスト3入りした」ということで、特にピックアップされています。今年は「人気の移住地で、支援策がさらにパワーアップ」したことが評価されています。
人口10万人以上の「大きなまちランキング」
続いて、人口10万人以上の「大きなまちランキング」を紹介します。
【総合部門】と【シニア世代部門】では、「福岡県北九州市(きたきゅうしゅうし)」が1位となり、二冠を達成しています。「物価が安く、インフラも充実、人にやさしい地方都市の魅力」がポイントとなっています。
【若者世代部門】では、「栃木県栃木市(とちぎし)」が1位となりました。「若者、子育て世代への手厚い支援制度が自慢。地域おこし協力隊も活躍中」と評価されています。
【子育て世代部門】では、「福岡県糸島市(いとしまし)」が1位を獲得しました。「福岡空港や博多駅への利便性、子育て世代を応援する仕組みが充実している」ことが評価されました。
「小さなまち」と「大きなまち」に分けた理由
「住みたい田舎ベストランキング」を2つに分けた意図について、「田舎暮らしの本」の柳 順一(やなぎ じゅんいち)編集長は、次のようにコメントしています。
今回は、人口10万人を境にランキングを2分しました。
自然豊かなところで田舎暮らしを楽しみたい」という方は「小さなまちランキング」。「都会の便利な暮らしも捨てがたい」という方は「大きなまちランキング」を参考に、「田舎暮らし」を思い描いてください。
皆様の「住みたい田舎」探しの一助になることを願っております。
「田舎暮らしの本」2月号は、2018年1月4日に発売され、ランキングの詳細が発表されています。