スマホユーザー千人に聞いたテレビの必要性
[2018/4/5 00:00]
テレビのニーズを千人に聞く
コンサルティング会社のシード・プランニングが、「テレビのニーズ調査」の結果を公開しています。
この調査は、自宅にテレビがあり、スマートフォン(スマホ)を使用している全国の20歳以上の男女1,000名を対象にインターネットで行なわれました。
テレビが生活に欠かせない人は8割
「テレビは生活に欠かせないもの」と考えている人は、約8割でした。
スマホで動画を見る人が増えているとはいえ、多くの人にとってテレビは欠かせない存在なのです。
年代で分かれるテレビ派とスマホ派
しかし、「今後増えると思う視聴端末」では、「テレビ」と「スマホ」が、ほぼ並んでいます。
「テレビ」を選んでいるのは男性の50代、女性の50代と60代が多く、「スマホ」を選んでいるのは女性の20代と30代が多いという差があります。
また、「パソコン」を選んでいる人は男性に多く、女性に少ないという特徴があります。
動画配信サービスを見ている人は8割以上
テレビのライバルである「動画配信サービス」についても聞いています。
動画配信サービスを利用している人は、回答者全体の81.3%もいます。
サービス別に見ると「YouTube」が多く、他のサービスとは3倍以上の差があります。
スマホで見る人が多い「AbemaTV」、テレビが多い「Amazonプライムビデオ」
動画配信サービスを見る端末は、「パソコン」が多く、「スマホ」が続きます。
ただし、「AbemaTV」のみ、スマホで見ている人が多く、他のサービスとは異なった特徴となっています。
また、「Amazonプライムビデオ」は、テレビで見ている人が20%を超えています。
Amazonプライムビデオには、1万円以下で購入できる「Fire TV」という専用端末が用意されています。
Fire TVを手持ちのテレビに接続すると、テレビの画面でAmazonプライムビデオを見ることができるので、これを利用している人が多いのでしょう。