セルフレジが苦手な人は30%、70代女性の半分は苦手
セルフレジについてのアンケート
通信会社のKDDIが、セルフレジについての調査結果を公開しています。
セルフレジは、最近、スーパーマーケットなどの小売店で導入が進んでいるキャッシュレジスターです。
セルフレジでは、買い物客が自分で、商品に付いているバーコードをレジに読み取らせます。
すべての商品の読み取りが終わり、合計金額が表示されたところで、現金やクレジットカードなどで精算します。
セルフレジは、店舗にとっては、レジスターに人を割り当てる必要がなく、人件費が安くなるメリットがあります。
客から見ても、店員の動きを気にすることなく精算ができることや、購入する商品が少ないときに短時間で精算できるというメリットがあります。
セルフレジが怖い人は30%
KDDIが、2018年3月に行なったインターネット調査には、男女1,000人が回答しています。
そのうち、「セルフレジが怖い」という人は30%でした。
「セルフレジが怖くない」人は70%ということになります。
男女差は、ほとんどなく、「セルフレジが怖い」男性は29.2%、女性は30.8%でした。
70代女性の半分はセルフレジが苦手
年齢別に見ると、セルフレジが怖い人は、若い人ほど少なく、年齢が高くなると増えていきます。
特に、「70代女性」はセルフレジが苦手という人が48.7%と多く、ほぼ半分になります。
精算部分だけセルフの「セミセルフレジ」もある
最近は、バーコードの読み取りは店員が行ない、精算の部分だけ自分で行なう「セミセルフレジ」を導入するスーパーも増えてきました。
セミセルフレジでは、バーコードの読み取りは店員が行なってくれるので、セルフレジよりも敷居が低くなります。
そして、客がお金を取り出すのを、店員が待つことなく、次の客のバーコード読み取りに取り掛かれるので、レジの通過時間が短くなります。
人手不足や人件費が高くなったことで、セルフレジやセミセルフレジの導入は、今後も進むでしょう。
普及が進むことで、機器も進化して、苦手意識のある人でも使いやすいレジになることを期待しましょう。