スマホゲームの課金、月に「1~5万円」が最多
スマホゲームの実態調査
スマートデバイスメディア事業の「Smarprise(スマープライズ)」が、「スマートフォンのアプリゲームに関する実態調査」の結果を公開しています。
ここでは、Smarpriseが、1月と2月に行なった2つのアンケートの結果を参照しながら、スマホゲームの課金について紹介します。
課金は、月に「1万円~5万円」
1月に2,017人を対象に行なわれたアンケートでは、月々の課金金額を聞いています。
これを見ると、「1万円~5万円」が一番多く、「5千円~1万円」と「1千円~5千円」が続いています。
2月に行なわれたアンケートでは、最も課金額が多いユーザーは通算で「約860万円」を費やしているというデータもあります。
このアンケートの回答者は、課金額が多いヘビーユーザーが中心なので、一般ユーザーの実状とは言えません。しかし、かなり大きな金額であることは間違いありません。
「友人・知人の紹介」がきっかけ
ゲームユーザーは、何がきっかけで課金のあるアプリをインストールするのでしょう。
一番多いのは「友人・知人の紹介」でした。
そして、「関連する作品(アニメ、ゲーム、マンガ等)を見て」と「AppStore、GooglePlayで見つけて」が続きます。
課金が理由で辞める人は少ない
一方、「プレイしていたゲームを辞める理由」は、「そのゲームに飽きたから」が1位で、飽きるまでは辞めないことが分かります。
2位も「他にプレイするゲームが出来たから」なので、使うアプリは変わっても、ゲームからは離れていないことが分かります。
しかし、「課金しないと円滑に進めなくなったから」とか「課金していることを後悔してきたから」など、課金が理由になっている人もゼロではありませんが多くもありません。
復帰の理由はタイアップや「なんとなく」
そして、いったんゲームから離れても、再びプレイに復帰してしまうことも少なくありません。
過去にプレイしていたゲームに復帰した理由の1位は、「好きなアニメや漫画やゲームとタイアップしているから」ですが、2位は「なんとなく」です。
スマホゲームでは、アプリを削除しても、簡単に再インストールできます。
ゲームのアカウントが残っていると、ちょっとしたきっかけで、ゲームに復帰してしまう可能性があることは覚えておきましょう。