ブランド品を処分したときの価格に納得している人は6割
ブランド品の処分方法
「終活」を考え始めた時に、自分が持っているブランド品の処分も一つのテーマとなります。
ここでは、オークネット総合研究所が、2018年3月に行なったインターネットアンケートをもとに、ブランド品の処分方法について紹介します。
このアンケートには1,437人の男女が回答しています。
実店舗への持ち込みが多い
ブランド品を処分/売却したことがある回答者は888人でした。
回答者全体の62%にあたります。
一番多い処分方法は、「買取専門店への持ち込み」です。
29%の人が利用経験があります。
次が「リサイクルショップへの持ち込み」で24%でした。
やはり、実店舗に持ち込んで買取してもらう人が多いことが分かります。
三番目に多いのが、メルカリなどの「フリマアプリの利用」で16%でした。
年齢が若いほど使う率がたかく、20代以下では27%の人が使っています。
ヤフオクなどの「インターネットオークションへの出品」は11%でした。
実店舗に持ち込むのでなければ、フリマアプリか、インターネットオークションなどネットサービスへの出品が多いようです。
価格に納得できる人は60%
ブランド品を売却した際の「価格」について、評価を聞いています。
「納得した」と「まあ納得した」を合わせると、60%の人は肯定的な評価をしています。
しかし、「あまり納得していない」と「納得していない」を合わせると、40%の人が評価に不満を感じています。
廃棄できる人は少数派
使わなくなったが、売却しなかったブランド品は、どうすれば良いのでしょう。
一番多いのは「自宅で保管」でした。
次に多いのが「友人/知人/家族に譲渡」です。
「廃棄」している人は20%しかいません。
いくら使わなくなったとはいえ、多くの人がブランド品を手元から離すことができず、手放す場合でも「誰かに貰ってもらいたい」と思っていることがわかります。
きっぱりと廃棄して処分できる人は、5人に1人しかいません。
「使ってくれる人がいて幸せ」と考える
書籍や宝飾品に見られる傾向ですが、「買ったときの値段」と「買い取ってもらうときの値段」には大きな差があります。
ブランド品も同様で、買取価格は安めに設定されており、場合によっては買い取って貰えないこともあります。
処分する場合は、あまり価格で判断せず、「自分の手元に必要かどうか」を基準にして考えると良いでしょう。
また、フリマアプリやオークションを利用する場合も、「使ってくれる人がいて幸せ」と考えて価格設定をすると良いでしょう。