異業種に転職できる人の条件。求められているのは現場の即戦力
[2018/4/19 00:00]
異業種への転職についてコンサルタントに聞く
転職サイト「ミドルの転職」が、転職コンサルタントを対象に行なった「異業種転職」についてのアンケート結果を公開しています。
このアンケートは、2018年2月に行なわれ、「ミドルの転職」を利用している転職コンサルタント117名から回答を得ています。
求められている職種
「異業種転職をした転職者の職種」は、「事務/管理系」が多く、「営業/マーケティング系」と「経営/経営企画/事業企画系」が続きます。
いずれも、スキルか経験が必要とされる職種と言ってよいでしょう。
この3つと、それ以外では大きな差があります。
30代後半から40代前半が旬
「異業種転職をした転職者の年齢」は、「40代前半」が一番多く、「30代後半」が続きます。
「40代後半」になると、かなり減り、「50代前半」がギリギリという印象です。
現場の課長クラスが求められている
「異業種転職をした転職者の役職」は、「課長クラス」が一番多くなっています。
次が「主任/係長クラス」で、「部長/次長クラス」が続きます。
また、「役職なしのスペシャリスト」という例もあります。
「経験職種での専門知識/専門スキル」が必須
「異業種からの転職者に対して、”採用企業が期待するもの” は何ですか」と聞いています。
真っ先に求められているのは「経験職種での専門知識/専門スキル」でした。
次が「新しい環境でも主体的に動ける行動力」です。
即戦力が求められている
異業種からの転職者として求められているのは、年齢的には「30代後半~40代前半」、役職的には「課長クラス」であることが分かりました。
なにより、「経験職種での専門知識/専門スキル」があるかどうかが異業種への転職ができるかどうかの分かれ目となります。
一言で言うと、業種が異なっていても、すぐに現場で戦える即戦力が求められているということでしょう。