リフォームの費用は平均218万円、場所は水周りが中心
[2018/4/22 00:00]
ネット経由でオーダーされたリフォームの実態
リフォーム会社紹介サイト「ホームプロ」が、2017年の利用者の実態調査を公開しています。
ここでは、リフォームの費用や、どこを対象に行なったかを中心に紹介します。
費用の平均は218万円
リフォームにかかった費用の総額は、平均で「218万5千円」でした。
住宅の種類別では、マンションが185万9千円、戸建住宅(一戸建て)が239万3千円です。
50万円未満のリフォームが3割
平均が200万円前後でも、それぞれのリフォームにかかる費用には差があります。
費用の総額は、「50万円未満」が3割、「50~500万円」が6割弱、「500万円以上」が1割というところです。
築10年からリフォームの対象
リフォームした家の築年数は、「11~20年」「21~30年」「31年以上」が、ほぼ3割で並んでいます。
「10年未満」は1割しかありません。
だいたい10年住んでいると、どこかに不具合が出たり、手を入れたくなるようです。
リフォームは水周りが中心
リフォームした場所は、「浴室/バス」「トイレ」「キッチン」「洗面」の順でした。
いわゆる「水周り(みずまわり)」と呼ばれる部分が多く、リフォームの対象となりやすい場所のようです。
契約から完了まで約2カ月
リフォームにかかる日数は、全体の平均で「60.6日」でした。
50万円未満の小規模なリフォームなら「28.6日」です。
家全体に手を入れるような、500万円以上の大規模なリフォームでは「139.1日」でした。
これは工事契約から工事完了までの日数ですから、その間、ずっと工事をしているわけではありません。
しかし、短くても約1カ月、長いと4カ月以上もかかるので、それなりに負担の大きい作業であることが分かります。
リフォームを考えるときは、費用の面だけではなく、工期についても、あらかじめ確認をしておきましょう。