自動車の運転支援機能が作動するのは「高速道路」が多い
安全運転支援機能に関するアンケート
駐車場やレンタカー事業の「パーク24」が、「クルマの安全運転支援機能」に関するアンケート結果を公開しています。
2017年12月に、同社の会員向けに行なわれたインターネットアンケートには、8,540名が回答しています。
支援機能付きの車に乗ったことがある人は30%
「運転支援機能が搭載されたクルマに乗った経験の有無」を聞いています。
「運転したことがある」人は30%、「ない」人は70%でした。
年代による利用経験の差は大きくありません。
「衝突防止」や「駐車支援モニター」の装備が多い
乗車経験のある運転支援機能は、「前方衝突防止機能」と「駐車支援モニター」が77%で並んでいます。
3番目の「車線逸脱防止機能」までが、50%を超えています。
「前方衝突防止機能」は、車の前方に障害物があると自動的にブレーキを掛ける機能です。
「駐車支援モニター」は、カーナビの画面などに車両の周辺映像を表示します。自分の自動車を上から見下ろした形で確認できる機種もあります。
「車線逸脱防止機能」は、運転している自動車が車線を認識しており、意図的ではないドライバーの操作によって車線をはみ出すと、音声などで警告します。さらに、自動的に車線の中央から外れないように自動でハンドル操作を行なう車種もあります。
支援機能が作動したことがある人は73%
「運転中に運転支援機能が作動、または利用したことがある」人は73%でした。
「ない」人は27%です。
運転支援機能付きの自動車に乗っていると、かなり高い確率で、運転支援機能が働くことが分かります。
機能が作動する場所は「高速道路」が多い
「運転支援機能が作動、または利用した状況」を聞いています。
一番多いのは、「高速道路走行時」でした。
「周辺車両の影響」と「周囲の確認不足」が続きます。
高速道路での状況はアンケートでは分かりませんが、前方の車との車間距離や、車線の保持などで機能が働いたのでしょう。
割合は低いのですが、「わき見をしていた」「集中していなかった」「疲れていた」など、ドライバーに問題があったときに、運転支援機能が作動している例もあります。
運転支援機能のありがたさを感じる状況と言えるでしょう。