離れて暮らす家族との連絡方法。60代は「LINE」、70代は「メール」が増える
[2018/6/11 00:00]
関東のシニアに聞いたケータイ事情
NTTドコモの内部組織であるモバイル社会研究所が、「別居している家族との連絡方法」の調査結果を公開しています。
2018年1月に行なわれた調査には、関東1都6県の60~79歳の男女510人が回答しています。
60代はスマホの有無で連絡方法が変わる
別居している家族との連絡方法を見ると、スマホの有無と年代によって、大きな違いがあることが分かります。
60代のスマホ所有者は、「ケータイ通話」で連絡を取っている人が多く、「LINE」が続きます。
「固定電話」を使う人は40%を切っています。
一方、スマホを持っていない場合は、「固定電話」が一番多く60%を超える人が利用しています。
70代は「固定電話」が主役
70代になると、スマホを所有していても、「固定電話」の利用が減りません。
「固定電話」と「ケータイ通話」「メール」が、60%台で並びます。
70代でスマホを所有していない人は、「固定電話」の率が70%を超えています。
「固定電話」以外の連絡方法を取る人は少数派です。
音声から文字へという流れは共通
過去の調査からの推移を見ても、、まだ「固定電話」や「ケータイ通話」が主流であることは変わりません。
しかし、60代では「LINE」、70代では「メール」が増えてきています。
音声による会話から、文字によるコミュニケーションへと、少しずつ比重が移りつつあることが分かります。