40歳以上の独身者の半分以上が「来世があっても結婚したくない」と思っている
[2018/6/13 00:00]
40歳以上の独身男女へのアンケート
ライフエンディングサービス事業の鎌倉新書が、独身男女の生き方に関するアンケート結果を公開しています。
このアンケートには、40歳以上の独身男女444人が回答しています。
結婚をしたい人は30%だけ
「いずれは結婚したいと考えている」人は、回答者の約30%でした。
70%以上が「結婚は考えていない」と回答しています。
男性は約60%、女性は約80%なので、男性の方が結婚に対して前向きです。
生まれ変わっても結婚したくない人が50%以上
「生まれ変わった人生で結婚を望む」人は、50%を切っています。
つまり、独身男女の半数以上は、「来世があったとしても結婚はしたくない」と思っています。
70代か80代までは生きたい
「何歳ぐらいまで生きてみたいか」という質問で、一番多かったのは「80~89歳」でした。
現在の平均寿命は男性が80.98歳、女性が87.14歳ですから、それぐらいまでは生きたいと考えている人が多いことが分かります。
次に多いのが「70~79歳」でした。70代と80代を合わせると回答者の60%を超えます。
このあたりが、「これぐらいまでは生きたい」という目安のようです。
「100歳以上」の長寿を望む人は、約10%で、あまり多くありません。
人生の最後を過ごしたいのは「自宅」
「人生の終末期を過ごしたい場所」で一番多いのは「自宅」です。
回答者の、ほぼ50%が「自宅」と答えています。
次に多いのが「考えたことがない」でした。
「医療機関(病院)」や「介護施設」を挙げている人は10%もいません。
実際には、亡くなった人の70%以上は「病院」で死亡していて、「自宅」で終末期を過ごす人は少数派です。
自分が死ぬということに対して、リアリティを持って考えるのは難しいことなのかもしれません。