“テレワーク”を知っている人は40%、経験者は4%
[2018/6/25 00:00]
テレワークについてのアンケート
転職支援サービス「エン転職」が、「テレワークについてのアンケート」結果を公開しています。
2018年4月に行なわれたインターネットアンケートには、エン転職の利用者8,341人が回答しています。
「テレワーク」を知っている人は40%
「テレワークという働き方を知っている人は、回答者全体の40%でした。
まだ、半分以上の人は、テレワークという言葉さえ知らない状態です。
「テレワーク」したことがある人は4%
「テレワークの制度を使って働いたことがある」人は、全体の4%でした。
現時点では、ほんの一部の人しか、テレワークの経験がないことが分かります。
テレワークは「週1~2日」が多い
ここからは、テレワークの経験がある人を対象に、実情を聞いています。
「テレワークの頻度」は、「週に1~2日」が多く、ときどき行なっているという感じです。
テレワークの場所は「自宅」
テレワークした場所や方法を聞くと、「自宅」が多く83%でした。
また、「仕事のクライアント先や移動中」なども41%います。
「サテライトオフィスやレンタルオフィス」で作業する人は、多くありません。
引き続きテレワークしたい人は77%
テレワーク経験者のうち、「今後もテレワークで働きたい」人は77%に上りました。
「テレワークしたくない」は11%、「わからない」が12%です。
テレワークしたい理由は「時間の有効活用」
「テレワークを続けたい」人に理由を聞いています。
一番多いのは「時間が有効活用できる」でした。
「通勤のストレスがない」と「仕事の効率化」が続きます。
遠距離通勤や、集中力のいる仕事には効果的
最後に、今後もテレワークを続けたいという人のコメントを紹介しましょう。
- 遠くまで電車通勤していた頃は満員電車で体力や精神力を削られていましたが、テレワークを使って自宅勤務になるとストレスなく仕事ができました 。 (21才女性)
- 以前は約2時間かけて会社に通っていましたが、この制度のおかげで平日に子供たちと夕飯を一緒に食べることができ、家族のコミュニケーションをとることができた。(35才女性)
- 出社すると話しかけられたりしてで仕事が中断して効率的な仕事が完了できないことが多い。テレワークであれば集中して仕事を進められる。(40才男性)
まだ、知名度が低く、実際に行なっている人も少ないテレワークですが、遠距離通勤の人や、コミュニケーションよりも集中力が必要な仕事の人にはメリットがあることが分かります。