子育てと介護が同時に降りかかる「ダブルケア」の経済的負担は「月額 75,518円」
[2018/7/20 00:00]
ダブルケア経験者のリアルな声
「ダブルケア」とは、『子育てと親・義親の世話・見守り・介護が同時期に発生する状況』を指す用語です。
2つの負担が同時に襲いかかることにより、精神的にも体力的にも大きな負担がかかります。
そして、ダブルケアによる負担で見逃せないのが「経済的負担」です。
ここでは、ソニー生命保険と横浜国立大学らによる共同調査を基に、経済的負担の実情を紹介します。
2018年2月末から行なわれたインターネット調査では、ダブルケアを体験した男女1,000人が回答しています。
経験者の6割以上が「経済的負担」を感じている
ダブルケア経験者のうち「60.8%」が、「経済的負担がある」と回答しています。
男女別では、男性の方が負担感が強いことが分かります。
年齢別では、若い年代ほど負担と感じる人が多くなっています。
平均負担額は月額で「75,518円」
回答者のうち、現時点で、ダブルケアに直面している人543人に、具体的な負担額を聞いています。
介護と教育にかかっている平均負担額は、月額で「75,518円」でした。
多い順に、「子どもの保育・教育関連費用(習い事や塾等も含む)」が38,015円、「親(義理の親)の医療・介護関連費用(介護用品や移動費も含む)」が23,073円、「その他」が14,430円です。
また、回答者のうち、ほぼ半分が「想定外の支出がある」と回答しており、家計を維持することの難しさが増しています。
お金の問題も考えて行動を
ダブルケアは、さまざまな問題が絡むため、その難しさが関係者以外には伝わりにくい面があります。
しかし、月額で「75,518円」もの経済的負担があるということだけでも、その大変さの一端が伝わります。
特に仕事を抱えていて、離職を考えている場合には、月々、これだけの負担を支える必要があることも考えておきましょう。