タバコを喫っている人は21%。禁煙に成功した人は28%
[2018/8/17 00:00]

タバコについてのアンケート
情報インフラ運営会社のプラネットが「喫煙に関する意識調査」の結果を発表しています。
2018年6月に行なわれたWebアンケートには、3,893人が回答しています。
タバコを喫っている人は2割
アンケートの結果、タバコを喫(す)っている“喫煙者”は2割、喫わない人が8割でした。
喫わない人のうち、「以前は喫っていたが、今は止めた」という“元喫煙者"が28%、「喫っていない」と回答した“非喫煙者"が51%でした。

なお、タバコを喫う男性は26%で、4人に1人の割合です。
タバコを喫う女性は11%で、10人に1人の割合です。
「いつかは禁煙したい」と思っている人が多い
現在タバコを喫っている804人に、「禁煙の意向」を聞いています。
時期が決まっている状態で「禁煙する予定」という人は5%でした。
男性も女性もほぼ差がありません。
「いつかは禁煙する予定」が41%、「禁煙する予定はない」が54%でした。
すぐに禁煙したいと思っている人は5%しかいませんが、タバコを喫っている人の半分近くは「いつかは禁煙したい」と思っています。

禁煙したいと思った理由は「健康」
禁煙を考えている喫煙者と、禁煙に成功した“元喫煙者”に「タバコを止めたいと思ったきっかけ」を聞いています。
一番多いのは「自分の健康のため」で61%でした。
次に多いのが「タバコ代が高いから」で37%です。
以下、「喫煙可能な場所が減った」「配偶者/パートナーの健康のため」「自分の口臭や煙の匂いが気になった」が並んでいます。

禁煙成功者のエピソード
最後に、禁煙に成功した人のコメントを紹介して終わります。
- 「タバコで死んだら本望だ」と言っていた父。初孫が生まれてうちに来たとき、ベランダに出てタバコを喫っていたら息子がハイハイしてサッシのところに行き、ガラスをたたきながら「じーじ」と泣いた。父はすっぱりタバコをやめました。(60代女性)
- 夫が約10年前に完全禁煙しました。きっかけは病院で自分の父親ののどにできた腫瘍をマイクロスコープで見たこと。夫いわく「同じことが自分にも起こりうると思うとおそろしくてすぐに禁煙できた」。(60代女性)
- 主人は結婚と同時に完全禁煙を成功させ、以来27年禁煙を続けています。(40代女性)
- 一箱420円になったとき、あほらし、そのお金でハワイに行けると思ったから。やめてから、毎年行っている。 (70代以上男性)