40代と50代の老後の不安は「健康」と「経済」

[2018/8/26 00:00]

40代と50代に聞いた老後の不安

健康食品を扱うソニックグロウが、「40代と50代の健康意識」についてのアンケートを公開しています。

2018年8月に行なわれたインターネットアンケートには、全国40~50代の男女1,119人が回答しています。

老後の不安は「健康」と「経済」

「自分が高齢になった時の心配事」として、真っ先に挙がったのが「健康」でした。

二番目が「経済」、三番目が「介護」です。

「医療」は四番目で、介護の半分ぐらいしか挙がっていません。

出典:データを基に編集部が作成

定年後も働きたい人は58%

「元気さえあれば、定年後も仕事を続けたい」に、「はい」と答えた人は58%でした。

定年後も働きたいと考える人は、半分を超え、約6割を占めています。

定年後は働きたくない人は40%でした。

出典:データを基に編集部が作成

健康の維持には「適度な運動」

「健康のための行なっていること」では、「適度な運動」が一番に挙がりました。

ほぼ、差がなく「栄養バランスに注意する」が並んでいます。

「禁煙」は5%と少なく、「適度な飲酒」はさらに少ない3%しかありません。

出典:データを基に編集部が作成

「健康寿命」などから「健康」を意識している世代

今回のアンケートは、質問数の少ない小規模なものですが、それだけに、現在の40代~50代が、どこに関心が高いのかがわかりやすくなっています。

老後の心配は「健康」と「経済」、そして「介護」。

定年後も働き続けたい人は、約6割。

健康を維持するために気を付けているのは「適度な運動」と「栄養バランス」でした。

「健康」を重視している人が多いのは、ただ長生きするだけではなく、「健康寿命」を伸ばすことを重視したキャンペーンなどの成果でしょう。

ただ、健康を維持するための方法としては、「禁煙」や「適度な飲酒」などにももう少し気を配っても良いでしょう。

高齢になってからの病の原因の多くは、壮年時の生活習慣病がもとになっていることが分かっています。

まずは、身近な生活改善から取り組みましょう。

[シニアガイド編集部]