「生きたいと思っている年齢」は「77.1歳」。仕事のリタイアは「62歳」
[2018/8/31 00:00]
年齢についての意識調査
ネットワーク事業者のBIGLOBE(ビッグローブ)が、「年齢に関する意識調査」の結果を公開しています。
2018年7月に行なわれたインターネット調査には、全国の10代~50代の男女1,500人が回答しています。
ここでは、自分の寿命や、リタイアする年齢などについて聞いています。
行きたいと思っている年齢は77歳
「生きたいと思っている年齢」の平均は「77.1歳」でした。
これは現在の平均寿命である、男性81.1歳、女性87.3歳を下回っていて、自分の余命を少なめに見ていることがわかります。
また、平均ではなく投票した人の数で見ると、一番多いのは「80~84歳」でした。
この方が、少し年齢が高くなり、平均寿命に近い数字になっています。
「80~84歳」は25%ありますが、他の年齢は10%前後しか投票がなく、全体的にばらけた結果となっています。
ほとんどの人が老後に不安を感じている
「老後に不安がある」と「少しある」の合計は、どの年代でも過半数を超えています。
特に30代から50代では、約90%の人が老後に不安を感じています。
不安の内容は、「老後の資金」が76.9%で1位でした。
「年金制度」(68.8%)と「病気・怪我」(61.9%)も60%を超えています。
60代でリタイアを考えている人が多い
現在、働いている886人を対象に「仕事をリタイアしたい年齢」を聞くと、平均は「62歳」でした。
投票した人の数でも、「60~64歳」と「65~69歳」が多く、60代でリタイアしたいと思う人が主流のようです。
80代までは生きる前提で予算を考えよう
アンケートの結果をざっくりまとめると、仕事をリタイアするのは「60代」で、70代後半から80代前半で生涯を終えると考えている人が多いようです。
しかし、現在の平均寿命は80代ですし、さらに伸びる傾向にあります。
「老後の資金」については、少なくとも80代までは死なない前提で考えておきましょう。