大地震が来ると思っている人は6割強、対策をしている人は4割
地震防災についてのアンケート
SBI リスタ少額短期保険が、「地震防災に関するアンケート調査」の結果を公開しています。
2018年6月に行なわれたWebアンケートでは、20代~60代の562人が回答しています。
大地震が来ると思っている人は68%もいる
「近い将来、現在あなたがお住まいの地域で大地震が発生すると思いますか」という質問には、「発生する」と「どちらかといえば発生する」の合計が68%に達しました。
「わからない」という人も多いので、「発生しない」「どちらかといえば発生しない」の合計は10%足らずです。
自宅に被害があると思っている人の方が多い
「大地震が発生した場合、ご自宅は倒壊や損傷などで大きな被害を受けると思いますか」という質問でも、「大きな被害を受ける」と「どちらかといえば被害を受ける」の合計が58%でした。
「被害を受けない」と思っている人は、やはり10%ほどです。
地震対策をしていない人も3割いる
「現在、家庭で行っている地震対策」は、「避難グッズ」「非常用の水と食料」を挙げる人が多くなっています。
ただし、対策を行なっている人の割合は低く、いずれも50%に届いていません。
「特に対策をしていない」人も29%もいます。
被災時の安否確認は携帯電話頼り
「被災時のご家族やご友人との安否確認の手段」では、「携帯電話での通話」や「携帯電話でのメール」を挙げている人が多くなっています。
ただし、東日本大震災の時は、携帯電話での通話/メールは、たいへんつながりにくくなりました。
「伝言サービス」や「SNS」など、それ以外の方法も用意しておきましょう。
分かっているけど、何もしていない人もいる
アンケート結果を見ると、大地震が来る、その際には自宅も被害を受けると思っている人が、半分を超えています。
一方で、家庭で地震対策を行なっている人は多くありません。避難グッズや水/食料など基本的なものでも、4割ほどです。
つまり、大地震が来るのは分かっているが、実際にどのような対策をして良いのかわからない、もしくは対策が面倒くさいなどの理由で、防災対策をしていない人が、かなりいることが分かります。
災害が起きてしまってから後悔しないように、とりあえずできることから始めましょう。