首都圏に住む70代以上の女性は、少なくとも週2回は自分で買い物に行く
70代以上の女性に聞いた買い物状況
首都圏で自立生活を送っている70代~80代の女性の多くは、少なくとも週に2回以上は買い物に行っていることが分かりました。
これは、花王 生活者研究センターが調べたもので、首都圏在住の70代~80代の女性115人に郵送で調査したものです。
8割以上は「週2~3回以上」行っている
115人の回答者のうち、「週に2~3回以上」の割合で買い物に行く人が多く、80%を超えます。
全体の半分近くは、「週4~5回以上」買い物に行っており、買い物が好きであることが分かります。
買い物は「一人」が主流
買い物に行く人の多くは「一人で行くことが多い」としており、70代以上であっても、買い物は一人で行くのが主流です。
「誰かと行くことが多い」人は、4人に1人しかいません。
行くのは「スーパー」が中心
買い物に行くお店は、「スーパーマーケット」が主流です。
しかし、「ドラッグストア」や「デパート」、パン屋や八百屋などの「個人商店」も支持されています。
半分近くの人は、「100円/300円均一店」や「コンビニエンスストア」も買い物の対象となっており、これらが身近な存在になっていることが分かります。
買い物は「自分の目で選びたい」
自分で買い物に行く理由で、一番多いのは「自分の目で見て選びたい」でした。
そして、「元気なうちはできるだけ自分で買い物に行きたい」と「買い物が楽しみ」が続きます。
新鮮な食べ物を手に入れるために、また運動や外出の機会として買い物を楽しみにしている様子が伺えます。
買い物の環境にも注意を
現在の首都圏在住者は、70代以上であっても、自分で買い物に行くことが分かりました。
また、買い物自体を楽しみにして、週に数回以上の高い割合で買い物に行く人が多いようです。
しかし、今後は首都圏であっても、スーパーの撤退や集中化などによる「買い物難民」の増加が予想されています。
老後の住まいを考えるときには、自分の足で買い物に行ける環境であるかどうかも、チェックしましょう。