65歳以上の男性の3割以上は、現役で働いている
[2018/9/20 00:00]
高齢者の就業者数は過去最多
総務省統計局によれば、仕事をしている65歳以上の高齢者は「807万人」となりました。
働いている高齢者は14年連続で増え続けており、今年も過去最高を更新しています。
日本の高齢者の就業率は世界最高水準
人口に占める、働いている人の割合を示す「就業率」で見ると、日本の高齢者の就業率は「23.0%」でした。
これは、アメリカ、カナダ、イギリスなどを抑えて、主要国の中で最も高い水準にあります。
男性高齢者は3割以上が働いている
高齢者の「就業率」を性別で見ると、男性が「31.8%」、女性が「16.3%」でした。
男性の3割以上は、65歳を越えても働き続けていることが分かります。
働いている人の1割以上が高齢者
15歳以上で働いている人のうち、高齢者が占める割合は「12.4%」でした。
現役で働いている人の1割以上は高齢者なのです。
雇われている人の4分の3は非正規従業員
高齢者の働き方を見ると、会社などに雇われている「役員を除く雇用者」が5割強を占めています。
残りは、「自営業」が3割、「会社役員」が1割強です。
「役員を除く雇用者」を雇用形態別にみると、正規雇用の社員は2割ほどで、アルバイトやパートなどの非正規従業員が7割以上を占めています。