転職先で活躍できる人の行動、できない人の行動
[2018/11/1 00:00]
転職コンサルタントへのアンケート
転職サイト「ミドルの転職」が、「転職先で活躍できる人の特徴」について調査結果を公開しています。
この調査は2018年7月に行なわれ、転職支援のプロである転職コンサルタント103人が回答しています。
転職先になじむことが大切
「転職先で活躍できる人が行なっていること」で、一番多いのは「社内でのコミュニケーションを重視する」でした。
そして、「わからないことを素直に認めて教えを乞う」、「転職先企業の企業文化理解に努める」が続きます。
転職先で活躍するには、転職先企業や周囲にまずなじむことが大切なようです。
前の会社と比べてはいけない
「転職先で活躍できない人がやってしまうこと」で、一番多いのは「前職の会社と転職先企業を比較して、悪く言ってしまう」でした。
これはダメでしょう。配偶者や恋人に向かって同じことをしたら、どうなるか想像してみれば分かります。
そして「これまでの経験や実績をひけらかす」、「前職の仕事のやり方を持ち込む」が続きます。
会社と人間ではなく、人と人同士のお付き合いでも、嫌われてしまうような行動ばかりです。
前職や過去の経験にとらわれてしまっていることが原因でしょう。
新しい環境を素直に受け入れる
「転職先で活躍するためのアドバイス」も寄せられています。
- 転職先に対する理想を高く持ちすぎない。今までのキャリアはあるかもしれないが、新たな企業ではあくまで新人のような気概で臨むべき。
- 「郷に入っては郷に従え」の精神で、まずは転職先の環境になじむことが肝心です。
- まずは、焦らず入社先の社風や仕事のやり方を理解し、人間関係を構築していったほうがいい。
- 今までの成功体験をリセットできるかどうかがポイントです。まずは大きな成果を求めずに、着実に小さな成果を短期で出せるようにし、信頼を積み重ねていきましょう。
せっかく新しい会社に入ったのですから、前の経験はいったん忘れて、一緒に働いている人や会社に目を向けることが大切ですね。