「学び直しをしたい」シニアは3割。人気は「語学」
[2018/11/17 00:00]
「学び直し」についてのアンケート
ソニー生命保険が、「シニアの生活意識調査2018」の結果を公開しています。
この調査は、2018年10月にインターネットで行なわれました。
全国の50~79歳の男女を対象にして、1,000人の有効回答を集めています。
ここでは、生涯学習の一環である「学び直し」について紹介します。
「学び直しをしたい」シニアは3割
まず、「今後、学び直しをしたいか、したくないか」を聞いています。
「学び直しはしたくない」人の方が多く、4割を超えています。
「学び直しをしたい」は3割でした。
学び直しに積極的なシニアは、3人に1人の割合です。
学習したいことの1位は「語学」
学び直しをしたいと答えた人に、やりたいことを聞いています。
一番多いのは、「語学」で5割を超えています。
二番目の「歴史」と、三番目の「パソコン・インターネット」は3割でした。
男性は「歴史」、女性は「料理」や「伝統芸能」に関心
男女別に見ても「語学」は強く、男女ともに1位になっています。
男性が好むのは「歴史」「プログラミング」でした。
女性が好むのは「健康」「料理」「伝統芸能(華道・茶道・書道など)」です。
学び直しの理由は「教養を高めたい」
学び直しをしたいと答えた人に、「学び直しをしたい理由」を聞いています。
一番多いのは「教養を高めたいから」で、二番目の「趣味を深めたいから」とともに、5割を超えています。
すぐに役立てたいという功利的な理由よりも、教養を身につけたい、趣味を追求したいという素直な思いが、「学び直し」への意欲となっています。