夫婦円満には「会話の相性」が、結婚相手には「400万円の年収」が求められている
900人が答えた「いい夫婦」の特徴
婚活総合サービスのIBJ(アイビージェー)が、「いい夫婦に関する意識調査」の結果を公開しています。
2018年10月に行なわれたインターネット調査には、20歳~50歳の男女924名が回答を寄せています。
夫婦円満に必要なのは「会話の相性」
「夫婦円満のために大切だと思う相性」を聞いています。
一番多いのは「会話の相性」でした。
半分以上の人が、これを支持しています。
「会話」が楽しくないと、日常生活がつまらないものになってしまいます。夫婦だからこそ、会話が大切と考えている人が多いのです。
次に「金銭感覚の相性」が入りました。
回答者の4人に1人が挙げています。
共同生活を営む際に金銭感覚が異なると、問題が起きやすく、お互いのストレスも溜ります。
お金の使い方については、共通する感覚が必要と考えている人が多いのです。
会話と金銭感覚の相性は、これから結婚する相手にも求められているものでしょう。
感謝の気持ちを忘れないのが「いい夫婦」
「どのような夫婦がいい夫婦と思うか」と聞いています。
半分以上の人が、「感謝の気持ちを忘れない夫婦」と回答しています。
「ラブラブな夫婦」や「友だちみたいに楽しい夫婦」を挙げる人は少なく、長い共同生活を前提に考えている人が多いことが分かります。
一方、「いいと感じない夫婦に足りないもの」としては、「思いやり」と8割の人が回答しています。
2つを合わせると、共同生活のパートナーとしての「感謝の気持ち」と「手を思いやる気持ち」が大切ということでしょう。
結婚相手に求める収入は「400万円」から
共同生活を送る上では、それを支えるお金の話も忘れてはいけません。
「結婚相手に求める収入」を聞いています。
女性で、一番多い回答は「600万円」でした。
次に「400万円」が、ほぼ並んでいます。
この2つで、回答者の8割以上を占めています。
女性が男性に求める収入は「400万円~600万円」が目安のようです。
男性で、一番多い回答は「400万円」でした。
これに「200万円」が続きます。
女性と違うのは「(収入)を求めない」という回答が多いことです。
この3つで、回答者の9割以上を占めています。
男性が女性に求める収入は「200万円~400万円」が目安ですが、「収入を求めない」人も3割います。
相手にどれぐらいの収入を求めるかということは、自分が相手に何を求めているかの表れでもあります。
自分がどういう結婚生活を送りたいかという将来像を考えれば、相手に求める収入や性格も決まってくるでしょう。