ご近所さんと“良好”な関係の一戸建て、“適度”な関係の集合住宅
[2018/12/12 00:00]
ご近所づきあいのアンケート
不動産関連の比較査定サイト「リビンマッチ」が、「ご近所さんとの助け合い」のアンケート結果を公開しています。
Webで行なわれたアンケートには、20歳以上の男女300人が回答しています。
一戸建ての人は8割が助け合いの経験がある
まず、助け合いの経験について、「ご近所さんを助けたり、助けられたりしたことはあるか」と聞いています。
「ある」という回答は「一戸建て」の住人に多く、8割近くが「ある」としています。
一方、集合住宅の住人では、「ある」は5割ちょっとに留まっています。
一戸建ては「雪かき」、集合住宅は「救急車を呼ぶ」が多い
「助け合い」の内容の上位は次の通りです。
- おすそ分け
- 雪かき
- 救急車を呼ぶ
- 宅配便の受け取り
- 子どもの預け/預かり
一戸建てと集合住宅では、順位にあまり差はありません。
ただし、一戸建てでは「雪かき」が、集合住宅では「救急車を呼ぶ」と「子どもの預け/預かり」が多い傾向があります。
「宅配便の受け取り」よりも、「救急車を呼ぶ」の方が多いのは面白い現象です。
一戸建ての方がご近所の関係が深い
一戸建てと集合住宅では、「ご近所さんとの関係」には、大きな差がありました。
一戸建てでは「とても良好」と「まあ良好」が多めです。
一方、集合住宅では「適度な関係」が多くなっています。
お付き合いの深さという点では、一戸建ての方が深く、集合住宅はほどほどのところで留まっているということでしょう。
住まいを選ぶときは、ご近所付き合いの深さをどうしたいかということも、要素に入れておきましょう。