日本人の最大の不安は「老後の生活や年金」
[2018/12/21 00:00]
「不安」についてのアンケート
警備保障会社のセコムが、「日本人の不安に関する意識調査」の結果を公開しています。
2018年12月に行なわれたインターネットアンケートでは、全国の男女500人が回答しています。
70%以上の人が「不安」を感じている
「最近、何かに不安を感じている」という人は、72.4%でした。
年代別に見ると、30代や40代に不安を感じている人が多くなっています。
最大の不安は「老後の生活や年金」
「不安を感じていること」で一番多いのは「老後の生活や年金」でした。
二番目が「健康」、三番目は「地震」です。
老後への不安と、自然災害が、不安の原因となっていることが分かります。
不安への対策をとっている人は「31%」
しかし、「不安を解消するために、何か対策をしている」人は多くありません。
対策をしている人は31%に留まっており、69%の人は対策をしていません。
ほぼすべての年代が老後への不安を感じている
「老後への不安」がある人は、ほとんどすべての年代で80%を超えています。
男女を比べると、30代だけは男性の方が多く、それ以外の年代では女性の方が老後への不安を感じている人が多くなっています。
「老後への不安」は、ほぼすべての年代が抱えている、大きな不安であることが分かります。