2018年に結婚したのは59万組、離婚は20万組。いずれも減少
[2018/12/26 00:00]
結婚、離婚とも減少
厚労省の発表によれば、2018年に結婚したカップルは「59万組」でした。
前年に比べて、1万7千組減りました。
結婚したカップルが60万組を切ったのは、戦後初めてです。
一方、離婚したカップルは「20万7千組」でした。
前年に比べて、5千組減っています。
結婚率は10年連続で低下
人口千人当りの、結婚した人の割合である「婚姻率」は「4.7」でした。
婚姻率は、2008年から10年連続で下がり続けています。
婚姻率が下がっているのは、少子高齢化だけではなく、晩婚化や、婚姻届を出さない事実婚の増加なども影響していると思われます。
また、人口千人当りの、離婚した人の割合である「離婚率」は「1.66」でした。
直近で見ても、2015年から3年連続で下がり続けています。
社会的環境や国民の意識によって大きな変化がある婚姻率に対して、離婚率は変動が小さく、動きが安定していることが分かります。