移住したいという相談が多い県 ベスト20

[2019/1/5 00:00]

移住希望の相談が多い都道府県

総務省が、2017年度に、都道府県や市区町村などの自治体が受けた移住相談の件数を発表しています。

今年度の移住相談件数は26万件でした。

これは、昨年度から、4万件以上増えており、地方移住への関心が続いていることが分かります。

相談件数を、都道府県別に集計すると、昨年度に続き「長野県」が1位でした。

7位の「福井県」まで、相談件数が1万件を超えています。

  1. 長野県 15,778件
  2. 新潟県 14,889件
  3. 石川県 13,537件
  4. 北海道 12,700件
  5. 兵庫県 11,764件
  6. 富山県 11,604件
  7. 福井県 10,269件
  8. 高知県 9,941件
  9. 静岡県 8,843件
  10. 岡山県 7,121件
  11. 大分県 6,927件
  12. 山口県 6,762件
  13. 島根県 6,423件
  14. 山梨県 6,350件
  15. 鳥取県 5,869件
  16. 福岡県 5,732件
  17. 宮城県 5,659件
  18. 広島県 5,596件
  19. 福島県 5,555件
  20. 長崎県 5,481件

相談件数が多い都道府県のうち、「長野県」「新潟県」「石川県」の3つは、県が用意した移住相談窓口での相談が多く、3県とも1万県を超えています。

順位の差は、イベントでの相談件数で付いています。

一方、「北海道」と「兵庫県」は、窓口での相談件数は少なめですが、イベントでの相談件数が多いのが特徴です。

組織力で稼ぐ「長野県」「新潟県」「石川県」に対し、一般に人気がある「北海道」と「兵庫県」と言えるでしょう。

なお、リストからのリンク先は、各都道府県の移住支援サイトです。

これらのサイトを見るだけでも、その県の力の入れ具合を推し量ることができます。

移住相談が少ない県

移住相談が少ない都道府県は、「東京都」「大阪府」「沖縄県」の順でした。

「東京都」と「大阪府」は、他の県からの移住者が多く、移住相談に積極的ではありません。

「沖縄県」も相談窓口が少なく、沖縄県内にしかありません。

それ以外も、首都圏内の県が多くなっています。

首都圏の都道府県では、田舎暮らしを目指した移住よりも、仕事の都合や一戸建て住宅を買うための転居が、現実的なのかもしれません。

  1. 東京都 587件
  2. 大阪府 877件
  3. 沖縄県 1,088件
  4. 奈良県 1,389件
  5. 神奈川県 1,568件
  6. 埼玉県 1,874件
  7. 滋賀県 1,927件
  8. 徳島県 2,337件
  9. 千葉県 2,635件
  10. 群馬県 2,639件
[シニアガイド編集部]