「2019年版 住みたい田舎ベストランキング」

[2019/1/4 00:57]

【お知らせ】最新の「2020年版 住みたい田舎ベストランキング」が発表されています。

「田舎暮らしの本」表紙 出典:宝島社

宝島社の雑誌『田舎暮らしの本』2月号が、「2019年版 住みたい田舎ベストランキング」を掲載しています。

ここでは、一般公開されている、3位までのランキングを紹介します。

「住みたい田舎ベストランキング」は、移住定住の推進に積極的な市町村を対象にしています。

移住支援策や子育てなどを含む220項目のアンケートを行ない、663の市町村からの回答をもとに、数値化して紹介しています。

今年から【自然の恵み部門】が新設されました。

この部門は、自然環境の良さや、自然の恵みの享受しやすさ、農林漁業への就業支援などを反映しています。

ランキングは、次の2つに分かれています。

  • 「都会の便利な暮らしも捨てがたい人」向けの人口10万人以上の「大きなまち」
  • 「自然が豊かなところで田舎暮らしを楽しみたい人」向けの人口10万人未満の「小さなまち」

まず、「大きなまち」からランキングを見ていきましょう。

「大きなまち」ランキング

総合部門

若者世代が住みたい田舎部門

自然の恵み部門

子育て世代が住みたい田舎部門

シニア世代が住みたい田舎部門

「大きなまち」では鳥取県鳥取市が、【総合部門】【若者世代部門】【自然の恵み部門】で3冠を獲得しました。

移住前の相談から移住後のサポートまで、幅広い世代を支援する体制が整っており、2018年度は、若者や子育て世代の受け入れ体制を拡充したこと順位を上げました

「小さなまち」ランキング

若者世代が住みたい田舎部門

自然の恵み部門

子育て世代が住みたい田舎部門

シニア世代が住みたい田舎部門

「小さなまち」では大分県臼杵(うすき)市が、【若者世代部門】【シニア世代部門】で2冠を獲得しました。

臼杵市は、有機農業で育てた野菜、臼杵湾で獲れる新鮮な海の幸など、豊かな食材に恵まれ、就業サポートも充実していることが評価されました。

また、移住者数が大幅に増加し、その8割が30代までの世代であった島根県飯南(いいなん)町が【子育て世代部門】で初の1位を獲得しました。

【自然の恵み部門】では、千葉県いすみ市が1位を獲得しました。

都心から1時間程度で、里海と里山の両方が楽しめるという好立地であり、「創業支援」が充実しています。

[シニアガイド編集部]