社長の平均年齢は過去最高の「59.7歳」
[2019/1/30 00:00]
97万社の社長の年齢調査
企業情報調査会社の帝国データバンクが「全国社長年齢分析」の結果を公開しています。
この調査は、約97万社の社長のデータをもとにして、年齢などを分析したものです。
社長の平均年齢は過去最高
調査対象となった企業の社長の平均年齢は「59.7歳」でした。
これは前年よりも0.2歳高く、過去最高となっています。
また、上場企業に限ると平均年齢は「58.9歳」で、少し低くなっています。
50代と60代が社長適齢期
社長の年齢を年代順に見ると、「60代」が一番多く、「50代」が続きます。
この2つの年代で、全体の半分以上を占めています。
また、上場企業に限ると、「60代」と「50代」の割合が高く、この2つだけで7割以上を占めています。
社長の年齢が高い賃貸系業種
社長の平均年齢が高い業種は、「貸事務所業」「ゴルフ場経営」「土地賃貸」などで、いずれも65歳を超えています。
一方、社長の平均年齢が低い業種は、「通信付帯サービス」「児童福祉事業」「整体などの施術所」で、いずれも50歳を切っています。
業種によって、社長の平均年齢は15歳以上も異なります。
平均年齢の高い業種は土地や建物などの資産を活かしたものが多く、平均年齢が低い業種は設備投資が少なくても開業できるものが多いようです。