転職を検討するきっかけは「給料への不満」
[2019/2/5 03:44]
1,375人に聞いた転職事情
市場調査会社のゼネラルリサーチが、「転職に関する意識調査」に結果を公開しています。
2019年1月に行なわれたインターネットアンケートには、全国の20代から60代の男女1,375人が回答しています。
転職回数はゼロか2回以内
「転職活動をした回数」では、「0回」と「1~2回」が、ほぼ並んでいて、両方を合わせると7割を超えます。
転職活動をした経験がある人でも、2回以内が多いことが分かります。
最大のきっかけは「給料」
「転職を考えたきっかけ」で一番多いのは「給料面」でした。
収入に関する不満から、転職を検討しはじめる人が多いことが分かります。
以下、「人間関係の悪化」や「新しいことにチャレンジする機会を求めて」「福利厚生など待遇面の改善を求めて」が続きます。
ネットで調べるのが当たり前
「転職に関する情報収集手段」では、「インターネットの求人媒体」が他を引き離しています。
転職を検討する際には、ネットを利用するのが当たり前になっています。
しかし、「ハローワーク(職業安定所)」と「知り合いからの紹介」というリアルな手段も、一定の割合を占めています。
「給料」への不満がきっかけとなりやすい
ゼネラルリサーチによれば、転職を考えるきっかけが「給料」であることは、年代を問いません。
今回の調査では、20代から60代までのすべての年代で、転職を考えるきっかけの1位は「給料」でした。
仕事の意味が時代によって変わっても、職業が「生計を立てるための収入を得るための手段」であることには変わりがありません。
それだけに「給料」に不満があると、転職へのきっかけとなりやすいのでしょう。