65歳以上の4人に1人は働いている
[2019/2/6 00:00]
正社員なら65歳までは働ける
現在、「高年齢者雇用安定法」という法律によって、正社員は65歳までの雇用が確保されています。
しかし、総務省統計局の「労働力調査」によれば、「65歳」を過ぎても、働いている人が増加していることが分かりました。
自分が、何歳まで働くかを考えるために、65歳以上で働いている人の状況を紹介します。
862万人の高齢者が働いている
2018年に、65歳以上で働いている「就業者」は「862万人」でした。
これは前年よりも55万人も増えています。
男女別では、男性が512万人、女性が350万人です。
過去10年をみると、就業者が増え続けていることが分かります。
65歳以上でも4人に1人は働いている
65歳以上の人口に占める就業率は「24.3%」でした。
つまり、65歳以上でも、4人に1人は仕事に就いています。
男性の方が就業率が高く33.2%でした。
女性は17.4%です。
「65歳」以降の働き方を考えておこう
65歳以上で働いている人は多く、しかも年々増え続けていることが分かりました。
全体では4人に1人ですが、男性に限れば3人に1人の割合で働いています。
年金や退職金などの状況も考慮して、自分は何歳まで働くのか、早い時期から考えて準備をしておきましょう。