40歳以上で転職している人が多い職種、少ない職種
[2019/2/19 00:00]
転職した人の年齢調査
転職サービス「doda(デューダ)」が、「転職成功者の年齢調査」の結果を公開しています。
この調査は、過去にdudaエージェントサービスを利用して転職に成功した人を対象にしています。
転職者の平均年齢は「31.7歳」
2018年7月から12月の半年間に転職した人の平均年齢は「31.7歳」でした。
男性は「32.4歳」、女性は「29.8歳」で、2歳以上の差があります。
20代後半から30代前半が中心
転職に成功した人の年齢の分布を見ると、「25~29歳」が一番多く、4割近くを占めています。
二番目は「30~34歳」でした。
年齢の分布を見ると、転職者の中心は、20代後半から30代前半でした。
なお、割合は少ないですが、「40歳以上」と比較的年齢が高くても転職できる人もいることが分かります。
専門性が高い職種は、年齢が高くても転職しやすい
次に、職種ごとに、転職に成功した人の平均年齢を見てみましょう。
平均年齢が高いのは「企画・管理系」で「34.6歳」でした。
二番目は「技術系(建築/土木)」、三番目は「専門職系」でした。
この3つは、「40歳以上」が占める割合も20%前後と高くなっています。
いずれも、専門知識と経験が必要とされる職種なので、年齢が高くても転職しやすいのでしょう。
逆に平均年齢が低いのは「販売/サービス系」で「28.7歳」で、30歳を切っています。
二番目は「営業系」、三番目は「事務・アシスタント系」でした。
この3つの職種では、「40歳以上」が占める割合が10%を切っており、年齢が高いと転職しにくい職種であることが分かります。
転職を考えるときは、自分の年齢だけではなく、自分の職種も含めて検討するべきでしょう。