お墓の購入費用は「150万円未満」が目安
お墓購入の実態調査
ライフエンディングサイト「ライフドット」を運営するエイチームが、「お墓購入の実態調査」の結果を公開しています。
2018年4月に行なわれたインターネット調査には、全国の30~70歳の男女308人が回答しています。
費用は「150万円未満」が目安
「実際にお墓の購入にかかった費用」で一番多いのは「100万円未満」でした。
次に多い「100万円~150万円」と合わせると、回答者全体の半分近くを占めています。
つまり、「150万円」ぐらいが、一つの目安と考えて良いでしょう。
購入の相談は「配偶者」か「父母」
「お墓を購入する際に相談した人」で多いのは、「配偶者」と「父母」でした。
この2つは、回答者の半分以上の人が相談しています。
お墓を買うというと、父母が亡くなってからというイメージがありますが、実は、父母の生前から相談しながら購入している人が多いことが分かりました。
父母の死後に、あわてて準備するのではなく、相談できるうちに準備しておくのは良いことです。
検討を始めてから3カ月ぐらいで購入
「お墓について、検討から実際の購入(契約)までにかかった期間」は、「3カ月以上~6カ月未満」が一番多くなっています。
しかし、「1カ月未満」や「1カ月以上~3カ月未満」という人も多く、あまり時間をかけずに契約に至っている人が多いようです。
購入前に知っておきたいのは「お墓の管理方法」
「お墓を購入する前に知っておきたかった情報」では、次の3つがほぼ並んでいます。
- お墓の管理方法
- 墓石購入に関する費用
- お墓の種類(一般墓、樹木葬、納骨堂など)
他の項目も、あまり差がなく続いていますから、「お墓」というものに対して、全体的に知識が不足しているのでしょう。
なお、「お墓の管理方法」と言っても、いろいろな情報が含まれます。
例えば、お墓を持つと、敷地や墓石などの購入費用のほかに、霊園管理費が毎年かかります。
一部の霊園では、かなり高額な管理費が設定されていることがありますので注意が必要です。
また、霊園は公共の場でもありますから、自分のお墓の掃除や草むしりなどについても、一定の規定があるのが普通です。
どれぐらいの費用と手間が、定期的にかかるのか、購入の前に確認しておいた方が良いでしょう。