ペット連れの引っ越し。よくある症状と対策

[2019/4/12 00:00]

ペット連れの引っ越しアンケート

ペット保険のアイペット損害保険が、「ペットとの引越しに関する調査」の結果を公開しています。
2019年3月に行なわれたインターネットアンケートには、犬か猫を飼っている1,062人が回答しています。

ペット連れの引っ越しを経験した人は半分

「ペットと一緒に引越しをしたことがある」人は49.8%でした。

ほぼ半数の人が、ペットとの引っ越しを経験しています。

出典:アイペット損害保険

一番きついのは「長距離の移動」

「ペットとの引越しで大変だったこと」で一番多いのは、「長距離の移動」でした。

次いで、「ペット可住宅を探すこと」と「ペットの様子・体調に変化が起きたこと」が挙がっています。

出典:アイペット損害保険

引っ越しの影響は「落ち着かない」

「引越しの後のペットの様子で当てはまること」で、一番多いのは「落ち着かない」でした。

そして、「夜鳴き・吠え続ける」「ご飯を食べない」「元気消失」「トイレの失敗をする」などが続きます。

出典:アイペット損害保険

7割以上のペットは「1週間」で慣れる

「ペットが新居に慣れるまでの期間」は、ペットによって差があります。

「すぐに慣れた」が一番多いのですが、「1カ月以上」や「慣れなかった」という人もいます。

それでも、「1週間未満」という人が、全体の7割以上を占めていますから、「1週間」ぐらいをめどに考えれば良いでしょう。

出典:アイペット損害保険

慣れてもらうためには「一緒にいる」「以前に使っていたものを用意する」

では、どうすれば、新しい家に慣れてもらいやすいのでしょうか。

「ペットを新居に慣れさせるためにしたこと」で、一番多いのは「一緒にいる時間を増やした」で60.5%でした。

ペットが安心できる存在である飼い主がそばにいることで、不安を抑えることができるのでしょう。

そして「引越し前に使っていたもので安心させた」と「そっとしておいてあげた」が続きます。

例えば、以前の住まいで、ペットが愛着を持っていたマットや毛布などがあれば、慣れた匂いや感触に触れることで安心しやすいでしょう。

ペットにとって、慣れた環境を離れることは、とても大きな変化です。

新しい住まいに早く慣れて、ストレスの無い生活が始められるように気を配ってあげましょう。

出典:アイペット損害保険
[シニアガイド編集部]