ペット連れの引っ越し。よくある症状と対策
ペット連れの引っ越しアンケート
ペット保険のアイペット損害保険が、「ペットとの引越しに関する調査」の結果を公開しています。
2019年3月に行なわれたインターネットアンケートには、犬か猫を飼っている1,062人が回答しています。
ペット連れの引っ越しを経験した人は半分
「ペットと一緒に引越しをしたことがある」人は49.8%でした。
ほぼ半数の人が、ペットとの引っ越しを経験しています。
一番きついのは「長距離の移動」
「ペットとの引越しで大変だったこと」で一番多いのは、「長距離の移動」でした。
次いで、「ペット可住宅を探すこと」と「ペットの様子・体調に変化が起きたこと」が挙がっています。
引っ越しの影響は「落ち着かない」
「引越しの後のペットの様子で当てはまること」で、一番多いのは「落ち着かない」でした。
そして、「夜鳴き・吠え続ける」「ご飯を食べない」「元気消失」「トイレの失敗をする」などが続きます。
7割以上のペットは「1週間」で慣れる
「ペットが新居に慣れるまでの期間」は、ペットによって差があります。
「すぐに慣れた」が一番多いのですが、「1カ月以上」や「慣れなかった」という人もいます。
それでも、「1週間未満」という人が、全体の7割以上を占めていますから、「1週間」ぐらいをめどに考えれば良いでしょう。
慣れてもらうためには「一緒にいる」「以前に使っていたものを用意する」
では、どうすれば、新しい家に慣れてもらいやすいのでしょうか。
「ペットを新居に慣れさせるためにしたこと」で、一番多いのは「一緒にいる時間を増やした」で60.5%でした。
ペットが安心できる存在である飼い主がそばにいることで、不安を抑えることができるのでしょう。
そして「引越し前に使っていたもので安心させた」と「そっとしておいてあげた」が続きます。
例えば、以前の住まいで、ペットが愛着を持っていたマットや毛布などがあれば、慣れた匂いや感触に触れることで安心しやすいでしょう。
ペットにとって、慣れた環境を離れることは、とても大きな変化です。
新しい住まいに早く慣れて、ストレスの無い生活が始められるように気を配ってあげましょう。