髪を染めない理由は「グレイヘアがおしゃれだと思った」から、メリットは「頻繁に染めるストレスからの解放」
[2019/4/21 00:00]
白髪染めをやめた179人へのアンケート
出版社の主婦の友社が、「グレイヘアに関する意識調査」の結果を公開しています。
「グレイヘア」とは、白髪染めをやめた自然な髪の呼び方で、写真集の出版をきっかけに、ライフスタイルの選択肢として浮上してきています。
2019年2月から3月にかけて行なわれたアンケートから、ここでは、すでに白髪染めをやめた179人の回答を紹介します。
染めない理由は「グレイヘアがおしゃれだと思った」
「白髪染めを止めた理由」で一番多いのは、「グレイヘアがおしゃれだと思った」でした。
そして、「年齢的にやめてもいいと思った」「メディアの影響」が続いています。
自由回答では、次のようなコメントが寄せられています。
- 「白髪を気にする自分がいやになった」(52歳)
- 「ありのままに生きたくなった」(52歳)
- 「元気なうちに白髪染めを卒業して颯爽と過ごしたかった」(56歳)
- 「実年齢に抗わない時期かなと思った」(69歳)
ストレスからの解放が最大のメリット
グレイヘアには、どんなメリットがあるのでしょう。
一番多かったのは「頻繁に染めるストレスからの解放」でした。
グレイヘアにすることによる最大のメリットは精神的なもののようです。
そして、「染めの手間や時間が浮く」など物理的なメリットを挙げる人もいます。
染めないことによるデメリット
「白髪染めをやめたことによるデメリット」では、「デメリットなし」が一番多く、自信を感じさせます。
一方、「年齢より老けてみえた」を始め、「高齢者と間違われること」や「家族や友人に反対される」などのデメリットを挙げている人もいます。
「移行期」の乗り切り方
最後に、グレイヘアにしようと思ったときに問題となるのが「移行期」です。
髪を染めている状態から、綺麗なグレイヘアになるまでの移行期は悩みのタネです。
しかし、「移行期の乗り切り方」で一番多かったのは、「伸びかけの白髪は気にしないことにした」でした。
また、帽子やウィッグなどで伸びかけの白髪を隠す方法を試した人も多いようです。
魅力的なグレイヘアへのあこがれがあるからこそ、いろいろ工夫するアイデアも出るのでしょう。