葬式にお坊さんをお願いしたときの費用は「20万円未満」が6割

[2019/5/30 00:00]

お坊さんの手配に関するアンケート

DMM.comグループで終活情報を提供している「終活ねっと」が、「お坊さんの手配に関する実態調査」の結果を公開しています。

2019年4月に行なわれたインターネット調査には、実際にお坊さんの手配を経験した618人が回答しています。

過去にお付き合いのあるお坊さんにお願いする人が多い

「お坊さんを手配した方法」は、「お付き合いのあるお坊さんに依頼」が多く70%を超えています。

次に多いのが「葬儀社に依頼」で22%でした。

お坊さんを、インターネットで手配する人は、まだ多くありません。

出典:終活ねっと

予算は「10万円未満」という人が多い

葬儀の際に、お坊さんを手配するのにかける予定だった金額を聞いています。

一番多いのが「5万円未満」でした。

次に多い「5万円以上~10万円未満」と合わせると、全体の70%を超えます。

つまり、お坊さんにかける予算は、「10万円未満」が7割を占めています。

出典:終活ねっと

実際の費用は、予算を超える

実際の葬儀の際にお坊さんに関係した費用を見てみましょう。

一番多いのは「5万円以上~10万円未満」でした。

それ以降も、「10万円以上~15万円未満」と「15万円以上~20万円未満」が続きます。

ざっくりと見ると、「10万円未満」で済んだ人が35%ぐらい、「20万円未満」まで広げると60%ぐらいでした。

つまり、お坊さんの手配に実際にかかる費用は、当初考えていた予算よりも高くなっていることが分かります。

出典:終活ねっと

お坊さんへのお礼に定価は無い

伝統仏教の連合組織である公益財団法人 全日本仏教会は、宗教行為としてあるお布施を営利企業が定額表示することに一貫して反対しています。

つまり、お布施はサービスの対価ではなく。同様に、「戒名」「法名」も商品ではないという立場です。

それもあって、お坊さんをお願いした場合に、お布施などの金額が示されることはありません。

一般的には「おこころざしで」と言われるだけなので、葬儀社や年上の親戚などの助言でお布施などの金額を決めることが多いでしょう。

今回のアンケートでは、当初考えていた予算よりも、実際にかかった費用が大きくなることが多いという実状が分かりました。

家族の葬儀を手配する立場になったら、まず、お墓のある菩提寺の有無や、故人の意志、葬儀にかけられる予算、などを確認しましょう。

その上で、「葬儀の型式」や、「お坊さんをお願いするかどうか」「お願いするとしたら、どうやって呼ぶか」などを考えると良いでしょう。

[シニアガイド編集部]