部屋干しをしている人は8割以上、干す場所は「リビング」が最多
[2019/6/8 00:00]
「部屋干し」に関するアンケート
梅雨(つゆ)のシーズンの困りごとの一つが、洗濯物の部屋干しです。
空調機器メーカーのダイキン工業が、「部屋干しに関する実態調査」の結果を公開しています。
2019年4月に行なわれたインターネットアンケートは、首都圏在住で、20代から50代の既婚男女400名を対象にしています。
8割以上の人が部屋干しをしている
「洗濯物を部屋干しをする」人は、回答者の8割を超えています。
部屋干しは、多くの家庭に普及していることが分かります。
そして、2割以上の人は「毎回部屋干ししている」と答えています。
部屋干しが多いのは「リビングルーム」
「部屋干しをする場所:で一番多いのは、「リビング」でした。
次いで「空き部屋」、「寝室」、「浴室」が続きます。
「浴室」に干す人が意外に多いのは、浴室乾燥機を利用しているからでしょう。
「場所を取る」「乾きにくい」「臭くなる」
「部屋干しをする時に気になること」で一番多いのは、「場所をとる」でした。
そして、「カラッと乾かない」、「洗濯物が臭くなる」、「時間がかかる」、「部屋がジメジメする」と続きます。
部屋干しの工夫
「部屋干し時に工夫していること」で一番多いのは「洗濯物同士の干す間隔をあける」でした。
しかし、次に多いのは「何もしていない」でした。
エアコン、扇風機、サーキュレーターなどの風を、洗濯物に当てる人も多く見られます。
部屋干しのコツを伝授
最後に、家事アドバイザー 矢野きくの氏が、部屋干しのコツを紹介しています。
箇条書きにまとめて紹介しましょう。
- 洗濯物はカーテンレールに干さない。洗濯物の水分でカーテンにカビが発生して匂いが着く。
- 寝室には干さない。洗濯物の湿気が寝具に移ってしまう。
- エアコンの除湿機能が有効。できれば30分ぐらい前から運転して部屋の湿度を下げておく。
- 洗濯物同士はできるだけ離して干す。
- 洗濯物は風の当たる面積を広くなるように干す。タオルなら折らず、ジーンズは筒状にする