30代と40代の独身男性で「結婚したいと思っている人」は4割ぐらい
30代/40代独身男性へのアンケート
婚活支援サービスのパートナーエージェントが、30代から40代の独身男性を対象に「結婚観についてアンケート結果」を公開しています。
2019年5月に行なわれたインターネットアンケートには、30~49歳の独身男性 3,760人が回答しています。
このアンケートが面白いのは、回答者の年収が「600万円以下」と「601万円以上」で分けて集計していることです。
こうすることで、年収の差による結婚観の違いが浮き彫りになっています。
結婚願望がある人は4割ぐらい
「結婚したいですか」という質問に、「近々に結婚したいと思っている」または「結婚したいができる気がしない」という人は40%前後でした。
つまり、すぐにできるかどうかは別にして「結婚したい」と思っている人は、年収に関わりなく全体の4割ぐらいです。
しかし、年収が「600万円以下」の人は、「近々に結婚したいと思っている」という回答が少なく、「結婚したいができる気がしない」が多くなっています。
年収が表す経済状態が、結婚を目指す行動力に大きく関わっていることが分かります。
交際相手がいても結婚は考えていない人
「交際相手はいますか」という質問に対して、「いる」と答えた人は、「600万円以下」では22%、「601万円以上」では32%もいます。
独身であっても、交際相手がいる人は、意外と多いことが分かります。
しかし、「近々に結婚したいと思っている」人は、「交際相手がいる」人よりも、それぞれ10%ずつ少ないのです。
つまり、「交際相手はいるが、その人とは結婚する気がない」と考えている人が、少なくないことが分かります。
結婚を希望している人と、結婚歴のある人の割合は同じぐらい
「結婚歴がある人」は、「600万円以下」では10%、「601万円以上」では23%でした。
これは、「近々に結婚したい」という人と、ほぼ同じ数字です。
つまり、これぐらいの数字が、「結婚したいと思っていて、それに向かって行動する人」の割合なのでしょう。
結婚を実現するためには、本人が結婚したいと思っていることが基本です。
本人の気持ちや経済状態などの条件が整わないのであれば、周囲から「結婚」を促しても、効果は望みにくいでしょう。